
蒼釼のドラグーンという創作小説を書いているのですが、その小説をライトノベル風の文庫本同人誌にすることに憧れがありました。今は安価で印刷できるサービスがあるので(ありがたいです!)、印刷業者さんにお願いして、文庫本を製本していただくことにしました!

製本するためのPDFデータを作る
製本するにあたって、本文のデータをPDFで入稿する必要がありました。LibreOfficeWriterという無料の文章編集ソフトを教えていただいたので、そちらを使ってデータを作りました。(データをPDFで出力することができるのです)
本文はマークダウンエディタで書いたものからコピペして、見出しや挿絵を設定しました。編集にはそんなに時間はかからなかったのですが、挿絵や口絵、人物紹介やあとがきの画像を用意するのに結構時間がかかってしまいました。

製本するにあたっての仕様
製本する際に本文にカラーの挿絵を入れたかったので、本文はフルカラーにしました。なので、ページごとにある見出しにも色をつけてみました。小説本文は二段組にしました。フォントは游明朝体です。用紙はコート紙の135gにしました。ブックカバーをペルーラスノーホワイトという上品にキラキラした紙にしました。

巻頭の口絵もフルカラーです。口絵や目次の画像をPDFに設定するときは、余白なしで用紙に設定しました。
完成した文庫本同人誌

電撃文庫風の文庫本同人誌にしたかったので、裏表紙や背表紙がそのようなデザインになっています。(価格表記はラノベ風にしたかったのでつけたのですが販売はしてないです)夢幻文庫とは架空のレーベルなのですが、こういうのはワクワクいたしますね。表紙も綺麗に印刷していただきました!

本文はフルカラーなので、挿絵もカラーで表示されています。二段組のレイアウトなので、上段か下段に挿絵を設定しました。

内表紙と表紙です。目次のイラストは気に入っているものを使ったので、テンションが高まりました!内表紙のイラストも気に入っているものです。

口絵も綺麗に印刷していただきました。ページの中央にもっと余白をもたせれば絵が切れなくてよかったかも。

文庫本同人誌の製本と一緒に、栞も印刷していただきました。印刷が細部まですごく綺麗です!
表紙の光沢感が素敵

製本していただいた文庫本同人誌と栞は、上品なキラキラ感のある紙を使っていただいたのですが、この光沢が凄く好きです!繊細な印刷らしくて、表紙は爪でうっかり引っ掻いたりすると印刷が剥がれてしまうので、大事に扱おうと思いました。
とても満足しました!
文庫本同人誌の製本は初めてだったのですが、とても満足がいく本になって嬉しいです!本棚に自分の本が並んでいると嬉しいものですね。今回は一巻を作ったのですが、また機会があったら二巻も作ってみたいです。
