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蒼鋼のドラグーン|護龍の伝承神話(動画あり)

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約5分

蒼鋼のドラグーンとは?

蒼鋼のドラグーン 主人公

生贄の命で昇る『呪われし太陽』に支配される護竜帝国。ドラグーンと呼ばれる竜の力を持つ三人の主人公たちが、各々の心に秘めた理由のために困難と戦い、護竜のあり方を変えていく、全年齢向け群像劇のファンタジー創作です。

メイル

14歳。封魔の御子と呼ばれる特殊な存在。その素性ゆえ、人工太陽計画を進める軍隊から狙われている。

鋼輔

17歳。巫覡と呼ばれる焔神宮寺の危機に戦う戦士。故郷・日ノ宮を従神に滅ぼされ、護竜に召喚される。

ジーク

20歳。記憶喪失の暗殺者だが、人命を奪う事に拒否反応を示す。記憶を探す旅で五代古代竜と戦う。

蒼鋼のドラグーン イントロダクション

メイル編 太陽の少女

 生贄の命で登る《呪われし太陽》に支配された護竜帝国。《呪われし太陽》に替わる、人工太陽《ルインファルス》の生体部品として生贄を迫られる、ライダーの少女メイル。メイルは、自身のライドギア・スペリオールラグーンをもって運命と戦い、心に秘めた両親との再会を求めて、自分の人生を切り開こうとあがく。

本編小説リンク

鋼輔編 蒼刃の巫覡

 護竜の若き皇帝テオに、故郷・日ノ宮を生贄とされた巫覡の少年鋼輔。テオの妹である姫巫女のイシュタムの手で護竜帝国に召喚され、一命を取り留める。『イシュタムの能力で、滅びた日ノ宮を蘇らせることができる』という話に一縷の望みを賭け、イシュタムを生贄の責務から救うため、地下闘技場の生贄試合《シェーニェ・マーチ》で、皇帝テオに戦いを挑む。

ジーク編 古(いにしえ)の竜皇帝

 腕は立つが人の命を奪うことができない軍属暗殺者のジーク。ジークには過去の記憶がない。ジークの任務の後始末を請け負い面倒を見てきた姉御肌の同僚キルシェが、護竜に蔓延する奇病ルギリ熱に罹ってしまった。ジークは万病に効くドラゴンの肉を求め、五大古代竜を狩るドラゴンスレイヤーになる。治癒したキルシェと軍を離れ、失われた記憶を取り戻す旅のなか、自らに秘められた古の神話を知ってゆくことになる。

白騎士、黒騎士、ドラゴンの英雄譚

 竜狩りの時代。「邪悪の象徴とされる竜を狩り尽くせば世に平和が訪れる」という竜殺しの王に仕える、黒騎士・テスカと、白騎士・ルシア。二人の騎士は王のいいつけに疑問を抱き、護龍で最後の竜・エンデを狩らずに助けた。助けた竜の背に乗り、竜騎士(ドラグーン)として民の苦難を解決して回る内に、竜殺しの王を退けて人々に慕われるようになる。だが二人の騎士は王の座を辞退し、異種族でありながら自分を信じ支えてくれた友である竜・エンデの頭に王冠をのせた。その瞬間、竜は竜人の王・エンデとなり、黒騎士と白騎士、二人の竜騎士を従え、護龍を治めるようになった。竜の王は五人の分神を設け、子供達は五つの街を守護した。

黒騎士の裏切り

テスカの一族は歪み、かつての竜との友情を忘れ王座を狙うようになった。竜の王・エンデと従者の白騎士・ルシアに戦いを挑み、古代魔術で巨大な槍を召喚し、太陽を竜の王におとして焼き尽くし、竜の王を葬る。破滅から生き延びた竜の王の子供は街と生き残りの人間達を守護していた。黒騎士の一族は、竜の王の分神五人に竜の姿から戻れない呪いをかけ、人間と言葉で意思疎通ができないようにした。

 五体の竜の王の分神達は五大古代竜(エンシェントドラゴン)とよばれ、竜の王が亡き後も、人間の都を守護し続けた。王都トルテカには古鉄竜・グランドロスが、聖都オルゴンには古焔竜・アルムジュラが、風都フォラスには古風竜・ウィンドルムが、軍都ヴァルバには古海竜・バルキリアスが、夜都ダロネアには古月竜・ルインカリオがおり、五大古代竜(エンシェントドラゴン)の五体は守護神として祀られ、その鱗や肉は人の万病や苦痛を救うものとして親しまれてきた。

 太陽のない街で、古代竜の持つ鉄、炎、水、風、月の力を借りて人々は細々と生活していたが、護龍に再び太陽は昇らなかった。月の力で育つ作物は太陽で育つ作物の1/3の成長速度で食料が枯渇し、太陽が昇らなければ凍えて作物も育たず人が死んでしまう。

黒騎士の一族・テスカが護龍を治める

 黒騎士だったもの――強力な古代魔術を操るテスカの王が召喚した二度目の太陽には生贄が必要だった。テスカの王は「王位継承者または護龍で最も力のある者を王と定める」といい、コロシアムの決闘で王に挑んで敗れた者を呪われし太陽イン=ティに捧げるという王政をしき、太陽への信仰が薄い者を罰しはじめる。太陽よりも、街を守護している五大古代竜(エンシェントドラゴン)を信じる者へも風当たりは厳しくなる。

 生贄は一日最低1人海底祭壇に必要で、イン=ティが生贄の血で浄化されたときに、生贄が必要とされなくなるらしいが、この風習がもう何百年も続いている。近年では五大古代竜(エンシェントドラゴン)が呪われし太陽の影響で狂い、人間にルギリ熱(意識が幽界に閉じ込められ夢を見続ける熱病)という災厄をふりまきながら人間を襲うようになった。このままでは人類は滅亡してしまう。

 五大古代竜(エンシェントドラゴン)の肉がルギリ熱の特効薬になると言うが、五大古代竜(エンシェントドラゴン)を倒せるだけの強力な力を持つものもいないまま現在にいたる。護龍では竜の力で戦う戦士をドラグーンとよび、民のために戦う心優しきドラグーンには、今はなき竜神の王の恩慧が得られるという。時代は護龍を救うドラグーンを求めていた。

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