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仕上がりが綺麗!フォトショップ・クリスタの主線ブラシ設定

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約4分
イラスト練習
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八神 旭
フォトショップCS6とクリップスタジオペイントEXを使用しているのですが、イラストや漫画の主線を描くのって難しい!快適なブラシ設定とは?

主線を綺麗に描くのって難しいですよね、八神は主線のペン入れに、フォトショップCS6とクリップスタジオペイントEXを使用しているので、お気に入りのブラシ設定を紹介したいと思います。

フォトショップの『サイズの異なる円ブラシ』

主線を描くのに、特別なブラシを使っているわけではなく、フォトショップの初期設定にある『サイズの異なる円ブラシ』というのを使っています。ペン入れから彩色まで、これがあれば事足りてしまいます。なので、八神にとっては必需品ですね。

いつも3ピクセル前後で主線を引いているのですが、個人的に鉛筆の書き味に近いのがこのブラシ設定だったりします。主線を太く引くときは5ピクセルを使っています。

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八神 旭
漫画を描くときもこの設定で描いています。大きく描いて縮小したときの線の美しさはこのブラシがすごくよいです。

クリップスタジオペイントの『薄い鉛筆』

『サイズの異なる円ブラシ』と非常に近い感じで描けるのが、クリスタの『薄い鉛筆』です。初期設定でソフトに搭載されているので、別途ダウンロードする必要はありません。

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八神 旭
八神は太さを3ピクセル前後にして使っています。なめらかな線画が描けて、縮小しても綺麗です。

比較

左がフォトショの『サイズの異なる円ブラシ』、右がクリスタの『薄い鉛筆』で描いた線画

左がフォトショの『サイズの異なる円ブラシ』、右がクリスタの『薄い鉛筆』で描いた線画です。ほとんど違いはないですね。

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八神 旭
若干『薄い鉛筆』のほうが、エッジが効いた線になっている気がします。クリスタは線補正が効くので、綺麗な線が描きやすいです。

メリハリのある白黒イラストを描く方法

漫画の白黒イラスト参照

八神は漫画を描く際もこのブラシ設定で描いていて、線にメリハリを付けて描く心がけ的なものを紹介したいと思います。(個人で気をつけていることです)

線画を描くときに気をつけていること

  • 主線を太く、髪の毛や小物は細い線で描く。輪郭線は太めに描く、を気をつける。
  • 黒ベタで黒く塗る箇所を設けて、白黒でも綺麗に見えるように心がける。
  • 中間色を塗る際は、アニメ塗りを意識して、陰影をはっきりさせることを心がける。
  • 影にグラデーションを多用すると透明感が出るので、肌のグラデーションを使う。
  • 黒ベタの明るい面に、一段階明るい中間色を使うと、綺麗な黒ベタになる。

参考にしている作家さん

白黒イラストはモノクロ漫画を描くときに欠かせないので、見やすい絵にしたいと思って気をつけています。個人的に白黒イラストが綺麗で憧れているのは、漫画家の大暮維人先生と、萩原一至先生と、桂正和先生の白黒のバランスです。非常に美しいと思います。

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八神 旭
中間色の使い方などは好きな漫画家さんの漫画を見て勉強していました。上記に挙げた作家さんは、トーンワークもとても美しいので憧れです。

まとめ

自分はフォトショップCS6、クリップスタジオペイントEXで漫画を描いているので、このブラシ設定は必需品です。漫画を描くときは、WEBに載せるサイズの二倍で作画しているのですが、このブラシ設定で線画を描くと、縮小したときに線が凄く綺麗に見えます。

初期設定で入っているブラシなので、DLしたり購入したりする必要もなく、手軽に使えるところが気に入っています。この『サイズの異なる円ブラシ』『薄い鉛筆』でカラーも塗っているのですが、なめらかで使いやすいです。

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八神 旭
『どのブラシを使って良いかわからない!』という時には、『サイズの異なる円ブラシ』『薄い鉛筆』が個人的におすすめです!